必要ないかもしれないけれど。
蒼猫設定
政宗(猫宗様)
生まれは奥州。伊達氏の居城で飼われていた子猫で、生まれながらの霊猫で雷を纏う。
飼い主である伊達夫妻が大好きで、人語を覚えた。
ある夜、伊達の嫡男(赤子)を狙った化鼠を退治したが、その際に目を潰され皮膚が毒に犯された。
醜くなり、人語を解する化け猫であることを知った義姫に捨てられ、国を彷徨い歩き、九州にて島津と出会う。
陰の獣であるがゆえに陽気が必要。
戦国武将である島津の傍にいるには、自然界から得られる陽気だけでは不足するため、陽気を取り込む必要がある。
そのことを島津には知られまいと務めている。*陽気を取り込む簡単な方法は男と寝ることなので。
佐助(キツネ)
信州の山奥にすんでいた妖狐。百年を生きた狐が妖力を得て、人型をとるようになった。
現在は武田氏に仕える真田幸村に忍として仕えている。
政宗の事は生れ落ちた時から知っており、主を一途に慕う政宗に遠まわしに何度か忠告めいたことをしていた。
ある日姿を消したことを知り、「だから言ったのに」と思っていたが、西日本を調査中に九州に居る事を知り驚き。
佐助の目には政宗が同じことを繰り返そうとしているように見えていたが、結びつきをみせられる度に苛立ちつつある。
政宗に、陽気の取りこみ方を教えたが、それゆえに彼が苦悩する事はわかっており、どうなっていくか興味がある。
主君である幸村には鬱屈とした想いを向ける事が出来ず、それが政宗に向かう何かに拍車をかける。
島津義弘
南九州の戦国武将。鬼島津と恐れられる武将であり、すぐれた為政者でもあり、策略家でもある。
北九州を制圧していた異人の宗教集団を撃破したが、それまで押さえつけられた北九州の諸大名が豊臣の庇護下に入り島津攻め。
敗走中に山中で霊猫政宗と出会う。
豊臣とは一時休戦中だが、戦をやめる気はない。
悪いものほど面白か。